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キャンプの朝、起きたらとりあえずコーヒーを淹れる方も多いのではないでしょうか。love-like-picsもキャンプ場に着いてテントを建てたら、とりあえずパートナーさんとコーヒーを淹れます。その後に朝食を作ろうと思うと、パンをさっと焼いてのんびり朝食という流れが定番です。そんな中、毎朝ほぼ欠かさず使用しているのが、今回ご紹介するスノーピークのホットサンドクッカー トラメジーノです。
ホットサンドクッカーの名のとおり、ホットサンドを簡単に作れる調理器具ですが、ご飯で具材を挟めばライスバーガーにもなります。また、このトラメジーノはフライパンの代用としても使用できるため、これ一つで朝ごはんが作れて、のんびりしたい朝には非常に便利です。
収納時のトラメジーノは、とてもホットサンドクッカーには見えません。スノーピークの製品は、このトラメジーノをはじめ、収納時のコンパクトさを考慮されたデザインのものが多いです。トラメジーノは収納時、取っ手部分を折りたたむことによって、コンパクトな収納を可能にしています。
トラメジーノ収納時の大きさは、横幅210mm、縦幅190mm、高さ30mmあります。ここからハンドル部分を広げると、大きさは横幅190mm、縦幅330mm、高さ30mmになります。収納時は付属する専用の収納袋に入れておくことができます。この袋には小さなポケットがあり、この中に数種類のレシピが記載されたカードが4枚入っています。ポケットの幅はあまり大きくないですが、当日のレシピメモを入れておくにはちょうど良いかもしれません。
トラメジーノの特徴として、一度に2枚のホットサンドを同時に調理できるということです。
トラメジーノ内側の大きさは、スーパー等で売っている一般的な食パンの耳を切り落としたものがちょうど横に2枚おくことができるくらいの大きさです。凹みの深さは約10mm程度ですが、この凹みがあることで、フライパンとしての機能を持ち、またパンに具材を挟む際に具材がパンからこぼれ落ちないようにしています。また、凹みが2つあることで、一方の凹みで目玉焼きを作り、一方の凹みでベーコンを焼くこともできます。時短にもなりますし、洗い物を減らすことができるため、いろいろな調理をこのトラメジーノ1つである程度済ませることができます。
トラメジーノの本体は、熱の伝導率の高いアルミダイカストという素材を使用し、全体にシリコン加工を施すことで、焦げ付きを防止しています。
また、2つの本体は2本のツメで噛み合わさっているだけなので、ツメの部分を少しづらすだけで、簡単に2枚のフライパンへと変形させることができます。
そして調理中にトラメジーノを裏返す際、本体が開いて中身が出てきてしまうことを防止するため、ハンドル部分に留め具が付いています。
本体が不意に開くことを防止する留め具ですが、トラメジーノを裏返す際はしっかりと2つの本体を持っていないと、2つの本体の隙間から具材が出てきてしまうことがあります。特にチーズでもとろけるチーズを使用する際はしっかりと2つの本体をホールドして裏返す必要があります。
トラメジーノ1つでホットサンドだけでなく、工夫によって様々な調理を行うことができますが、本体は850gあり、ずっと持ちながら調理をすると、重みがずっしりと手首等に伝わってきます。
また、ハンドル部分は竹集成材を使用しているため、トラメジーノを焚き火の中やにそのまま入れたり、大きな火にかけてしまうと、ハンドル部分へのダメージが大きいため、注意が必要です。
朝は少しでも寝ていたい、朝の片付けはさっと済ませたい方は、これ1台で調理を終えられるトラメジーノは必需品になると思います。朝はご飯派の方も、ご飯を炊いた後に、トラメジーノを使用して焼きおにぎりにする等、いろいろなアレンジを行うことができます。
のんびりしたい朝は、コーヒーとともに、トラメジーノを使用してみてはいかがでしょうか。
この記事で紹介しきれなかった写真は、当サイトのgallery ホットサンドクッカートラメジーノに掲載していますので、ぜひご覧ください。また、インスタグラムや500pxでも写真を投稿しておりますので、そちらも併せて覗いてみてください。
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