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以前より話題となっていたノルディスクの新作テントやタープが発売になりました。全7種類をご紹介します。
目次項目をクリックすると、その段落へジャンプします。
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
2020年に6月ごろから発売となったノルディスクの新作テントは、なんと使用人数に応じてドッキングが可能な大きなテントがメインとなっています。
ノルディスクの特徴であるポリコットンを使ったナチュラルテイストがあり、キャンプ場で目を引くこと間違いなしです。
今回は2020年6月に発売された新作テントとタープを全7種類ご紹介します。
ちなみに、LLPsもノルディスクのAlzheim 12.6ユーザーです。ノルディスクはポリコットンの柔らかなナチュラルテイストが特徴的ですが、コットンは雨には弱いという弱点があります。実際に雨の中でアルフェイムを使用した時の状況等をレビューしていますので、こちらも参考にしていただければと思います。
ポリコットン生地のテントだって雨でも使える! ノルディスク アルフェイムで実証
そのほかにもノルディスクギアをいくつか所有していますので、各キャンプ用品のレビューについては、下の記事を参考にしてみてください。
ノルディスクユーザー必見!ノルディスクトートバッグがいつの間にか販売されていた!?
オシャレなナチュラルテイスト満載!ノルディスク コットンキャンバスワゴン レビュー
ノルディスクのムック本に激レアエプロンがついてくる! ノルディスク パーフェクトガイド レビュー
また、2020年にはテントとタープの他に、バッグも発売されます。
詳しい情報はこちらの記事に載せていますので、参考にしてみてください。
【2020】Nordisk(ノルディスク)新作バッグが発表されました
2020年6月に発売されたテントは全部で5種類です。ポリコットン生地のテントが4種類、今までも発売されていたテレマークの改良版が1種類です。
ノルディスクではポリコットン生地を用いたテントを「Legacy Tents(レガシーテント)」シリーズに分類しています。ノルディスク公式サイトでポリコットン生地のテントを探す際は、「Tents(テント)」カテゴリーではなく、Legacy Tents(レガシーテント)」カテゴリーから探してみてください。
ノルディスクのLegacy Tents(レガシーテント)」を探す際はこちら↓
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
今までにないデザインが特徴的なのがこちらのMidgard 9.2(ミッドガルド9.2)です。こちらのテントは側面の4方向にこれからご紹介する各サイズのVimur(ヴィルム)を接続させることで、巨大なテントにすることができます。Midgard 9.2(ミッドガルド9.2)はそのセンター部分に当たります。
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
外観がかなり特徴的でありますが、その分室内空間はかなり広そうです。
名前の由来となっている9.2は、ノルディスクでは床面積を表しているので、床面積は約9.2m2画干されています。実際床の広さは縦横約3mほどあります。
側面が連結した時に、各テントへの出入り口となるため、側面の高さがとかのテントよりも圧倒的に高くなっていることが特徴です。低い出入り口でも136cm確保されており、高い方の出入口は約2mほどもあります。これにより、テント側面の高さが確保されることで、テント内の居住空間が床面積に対してかなり広く取られているので、たくさんキャンプ用品を入れることができます。
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
また、最大高は270cmにもなるので、当然テント内で立ち上がることも可能です。アルフェイムとの違いとして、ポールの形状があります。アルフェイムはテントの中央にポールを1本立てて設営する「センターポール」構造となっています。このセンターポール構造により、テントの中央部はしっかりと高さが確保されています。
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
一方でミッドガルドのポールは「二股」構造になっています。このため、テント中央部にポールがないのでテントの床を広く使うことができ、高さもしっかりと確保されています。アルフェイムを使っていると、意外と中央のポールが邪魔に思うことがあります。ポールを囲んでテーブルやチェアを設置させていますが、動じてもデッドスペースができやすいです。専用のテーブルの中央に穴の開いたものもありますが、専用で購入する必要があります。一方でミッドガルドであれば、テント中央も自由に使うことができるので、長尺のキャンプ用品でも置き場所に困ることはないかと思います。
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
LLPsが使用しているアルフェイムやアスガルド等三角錐のような形をしたテントの場合、テント中央部の高さはしっかりと確保されていますが、そのデザイン上どうしても側面の高さがあまり確保できないというデメリットもありました。このミッドガルドであれば、側面の高さがしっかりと確保されているので、三角錐型テントのデメリットを克服できています。
各4方向の出入口はジッパーにより開け閉め可能なため、当然ミッドガルド単体でも使用することができます。ミッドガルド単体で使用する場合、各出入口を全て開ければ風通しも良いので、テントとしても使えますし、シェルターとしても使用できると思います。他のシェルターとの違いはフロアー(テントの床)があるので、靴を脱いでのんびりできることがメリットになります。テントからシェルター、シェルターからテントへの変形は、出入口をジッパーで開け閉めするだけで良いので、かなり使い勝手が良いと思います。反対に、フロアーはテントの一部として取り外しができません。
各出入口をヴィルムと結合させた際に雨が連結部から入ってこないようにスカートのような屋根が各出入り口についています。細かな点までしっかりと設計されているのは、さすがのノルディスクです!
Midgard 9.2(ミッドガルド9.2)のスペック
本体サイズ
303x303x270cm
カラー
ナチュラル
重量
27.8kg
素材
フライシート:テクニカルコットン(コットン35%、ポリエステル65%)
フロア:150Dターポリン
耐水圧
フライシート:350mm
フロア:100%防水
ペグ
スチール製 V型8本
ポール
スチール製 10本
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
こちらは上のMidgard 9.2(ミッドガルド9.2)の大型バージョンです。かなり大きいですw
家族や大人数でのキャンプでも全く問題ないほどの居住空間を確保することができます。20の名のとおり、床面積が20m2もあります。
大型になっても構造自体はあまり変わらないため、Midgard 9.2(ミッドガルド9.2)と同様にポールは10本で設営できるようです。
Midgard 20(ミッドガルド20)のスペック
本体サイズ
450x450x300cm
カラー
ナチュラル
重量
34.5kg
素材
フライシート:テクニカルコットン(コットン35%、ポリエステル65%)
フロア:150Dターポリン
耐水圧
フライシート:350mm
フロア:100%防水
ペグ
スチール製 V型16本
ポール
スチール製 10本
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
上のMidgard 9.2(ミッドガルド9.2)やMidgard 20(ミッドガルド20)と連結させることができる居住空間に優れたテントです。
こちらのテントもMidgard 9.2(ミッドガルド9.2)と同様に、中央にポールを設置する必要がないので、テントのフロアーを広く使用することができます。
もちろんヴィルム単体でも使用できます。出入り口が前後に2箇所あるので、夏場でも出入口を開けて使用すれば風通しの良いテントとして使用することができます。
LLPsが使用しているアルフェイムは、冬場はテント内の暖かい空気を外に漏らさず、また冷たい外気をシャットアウトしてくれるのであったかいですが、夏場はかなりテント内は暑くなります。出入り口が2箇所あることで、夏場でも風が通れば快適にテント内でも過ごすことができそうです。コットンによって濃い日陰を作ることができるので、さらに快適に過ごせそうです。
似たような形状のテントに、Ydun(ユドゥン)というテントがあります。こちらも出入り口が2箇所あるので夏場でも快適に過ごすことができるかと思います。ヴィルムとの違いは、ユドゥンの場合、ポールがテントの出入り口中央にある点です。また、ユドゥンはミッドガルドには連結できないので注意が必要です。
Vimur 4.8(ヴィルム4.8)のスペック
本体サイズ
240x207x134cm
カラー
ナチュラル
重量
11.0kg
素材
フライシート:テクニカルコットン(コットン35%、ポリエステル65%)
フロア:150Dターポリン
耐水圧
フライシート:350mm
フロア:100%防水
ペグ
スチール製 V型17本
ポール
スチール製 5本
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
上のVimur 4.8(ヴィルム4.8)の大型バージョンです。高さが2mほどあるので、テント内で立ち上がることもできます。Vimur 4.8(ヴィルム4.8)と同様に、Midgard 9.2(ミッドガルド9.2)やMidgard 20(ミッドガルド20)と連結させることができる居住空間に優れたテントです。
Vimur 5.6(ヴィルム5.6)のスペック
本体サイズ
240x240x206cm
カラー
ナチュラル
重量
15.4kg
素材
フライシート:テクニカルコットン(コットン35%、ポリエステル65%)
フロア:150Dターポリン
耐水圧
フライシート:350mm
フロア:100%防水
ペグ
スチール製 V型17本
ポール
スチール製 5本
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
現在も発売されているテレマーク2LWの出入り口が2つになってさらに使い勝手が良くなりました。出入り口が2箇所になったことで、若干サイズが大きくなっているようです。
こちらのテントはレガシーシリーズ特有のポリコットン生地ではなく、耐水性に優れたナイロン製のテントです。
特徴なのはその重さで、2人用のこちらのテントは1.1kgとかなり軽いです。山岳用テントとしても十分使えるのではないでしょうか。また、ツーリングキャンプ等荷物を極力減らしたい方は、こちらのテントをおすすめします。
カラーはフォレストグリーンとバーンレッドの2色展開です。
さらに軽さをお求めの方は、ポールにカーボンを使用したTelemark 2ULW(テレマーク 2ULW)もあります。こちらの重量は880gです。なお、2020年6月現在は、テレマーク 2ULWの出入り口が2箇所になったものは発売されていないのでご注意を。
Telemark 2.2LW(テレマーク 2.2LW)のスペック
本体サイズ
フライ:235x175x106cm
インナー:220x135x100cm
カラー
Forest Green(フォレストグリーン)、Burnt Red(バーンレッド)
収納サイズ
13x41cm
重量
1.1kg
素材
フライシート:10Dリップストップナイロン100%、シリコンコーティング
ポール:DACアルミニウム
耐水圧
フライシート:2000mm
グランドシート:8000mm
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
2020年6月に発売される唯一のタプがこちらのVoss 5 ULW(ヴォス 5ULW)です。ヴォス 5ULWは、登山用スティックをポールがわりに使用できることが、こちらのタープの特徴です。
収納すると、驚くほどコンパクトになることも特徴なので、ツーリングキャンプ等荷物を極力減らしたい方は、こちらのテントをおすすめします。
また、下のトロムスメッシュキャビンをつければ、さらに快適にタプで過ごすことができます。
Voss 5 ULW(ヴォス 5ULW)のスペック
本体サイズ
250x200cm
カラー
Forest Green(フォレストグリーン)、Burnt Red(バーンレッド)
収納サイズ
18x10cm
重量
1.1kg
素材
フライシート:10Dリップストップナイロン100%、シリコンコーティング
耐水圧
2000mm
ポールは別売りです。
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
トロムスメッシュキャビンは、タープの中に取り付けることで夏場でも虫の侵入を抑制して快適なキャンプができる蚊帳の役割を果たしてくれるメッシュです。夏場の虫は気になるけどテントをシケ切りたくない方は、トロムスメッシュキャビンで快適に過ごせると思います。
graphic:ノルディスク公式サイトより引用
今回はテントとタープのみのご紹介でしたが、ノルディスクの2020年新作キャンプ用品はまだまだあります。
既に発売になっているものも多いので、公式サイトや通販サイトで確認してみてください!
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