デイキャンプ中心のキャンパーが、実際に使ったキャンプギアのレビューや最新情報をまとめたサイト
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テントやタープ等、雨の時に使用した時に問題になるのが、水分をなるべく残さないことです。
天気が良ければテントをった状態にしておけば乾かせますが、曇りだったりすると中々乾かなくて困ったことはないでしょうか。
また、LLPsはノルディスクのアルフェイムを使っていますが、フロアを付けて使うと、意外とフロアに外からのゴミが入ってきます。掃除機を使いたいですが、アウトドアで掃除機が動くほどの電源の確保は意外と大変です。
そんな時に便利なのがブロワーと呼ばれる強力な風で小さなゴミや水を吹き飛ばしてくれるアウトドア用品です。最近では送風だけでなく、吸引機能もついたものもあるため、掃除機の役割も果たしてくれます。
有名なのは、色々な業務用工具でお馴染みの「マキタ」のブロワーです。本体は8,000円代で買うことができ、バッテリーは1つ持っていれば、他の工具にも兼用できるため、汎用性の高い工具です。しかし、バッテリーが充電器込みで30,000円ほどと値がはるため、購入に躊躇していた方も多かったのではないでしょうか。
そんな中、LLPsが見つけたのが、「KIMO」のブロワーです。本体、バッテリーと充電器込みで7,000円代で買うことができ、かなりリーズナブルです。
そうなってくると気になるのがその機能性です。なので、今回は、「KIMO」と「マキタ」のブロワーを徹底比較したいと思います。
マキタのバッテリーを使える扇風機で人気のスノーピーク「フィールドファン」を購入したので、レビューしてみました。↓
キャンプの扇風機はこれ!スノーピーク「フィールドファン」はマキタのバッテリーがなくても大丈夫
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KIMOのブロワーとマキタのブロワーの外観を比較してみると、見た目はほとんど変わりません。しかし、細かなところで値段の差が出ています。
色はマキタのブロワーは青色であるのに対し、KIMOのブロワーは緑色です。色は好みが分かれるかと思います。ただ、工作が得意な方はブロワー本体を別の色に塗り替えても良いかもしれません。KIMOであっても、マキタであっても、工具としての色味はアリかもしれませんが、あまりキャンプでは合わない色味かもしれません。
細かい点ですが、マキタのブロワーは、本体の持ち手部分にラバーが使用されています。片手で使うことが多いと思うので、なるべく負担の少なくなるように工夫されているのがマキタのブロワーの特徴です。
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マキタのブロワーの大きさは、長さ52.5cm、幅15.5cm、高さ21.2cmで、重量は1.8kgです。
KIMOのブロワーの大きさは、Amazonの詳細説明に、28×16×18cmとの記載がありました。しかし、手に持った写真を見てみると、このサイズはノズルを除いたブロワー本体のみの大きさかと思います。そう考えると、マキタのブロワーは幅15.5cm、高さ21.2cmなので、若干KIMOのブロワーの方が本体は小さそうです。
重量はマキタのブロワーと同様の1.8kgのようです。
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本体に加え、マキタもKIMOも、それぞれメーカー専用のバッテリーが必要です。
ですので、本体とバッテリーの価格両方を掲載してみます。
KIMOのブロワーは、本体に加え、ノズル、バッテリー、充電器、ダストバッグ2つのセットになって7,300円です。(Amazon調べ)せっとのバッテリーは2Ahのものです。
また、大容量バッテリー(4Ah)と急速充電器がセットになったものは11,880円です。(Amazon調べ)
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マキタのブロワーは本体にノズルとダストバッグがついて8,500円です。これに3Ahのバッテリーと充電器が付くと、合計32,448円です。(Amazon調べ)
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KIMOとマキタのブロワーの機能の違いは次のとおりです。
商品名 | UB182D | QM-6001 |
動力 | バッテリー (18V) | バッテリー (20V) |
機能 | 送風・集じん | 送風・集じん |
風量 | 2.6㎥/分 | 2.6㎥/分 |
風速 | 80m/秒 | 80m/秒 |
変速 | 無段変速 | 無段変速 |
1充電当たりの作業量 | 12分~75分 | ーーーー |
重量 | 1.8kg | 1.8kg |
集じん真空度 | 0~5.4kPa | 0~5.4kPa |
集じん量 | 2L | 2L |
値段 | 32,448(3Ahバッテリー、充電器を含む) | 7,300円(2Ahバッテリー、充電器を含む) |
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調べてみたところ、同じですw
ここまで似せて作れるのも、逆にすごいと言ったくらい同じです。
こうなってくると、違いはものの耐久性やバッテリーのもちくらいかと思います。マキタには高い信頼性という、スペック表ではわからない特徴があります。一方でKIMOのブロワーは、歴史こそ短いですが、その圧倒的なコスパの良さがあります。
ちなみに、集じん機能が不要だなと思う方には、強力な送風機能が特徴のブロワーもあります。↓
今回はマキタとKIMOのブロワーを比較してみましたが、ブロワーは他にもたくさん販売されています。
しかし、キャンプ等のアウトドアでの使用を考えると、コード式では電源が必要になったり、移動範囲に制限ができてしまったりと、なにかと不便な点が出てきます。
テントやタープのお掃除には、やはり充電式のものが一番でしょう。また、今回紹介したKIMOとマキタについては、他にも多くの電気工具を販売しており、各メーカーともバッテリーや充電器はほかの工具と共用できるので、アウトドア以外でも使用できるのがこの両メーカーの最大の利点かと思います。
1つあるとなにかと便利なブロワーの購入を、ぜひ1度検討してみてはいかがでしょうか。
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