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2020年8月20日更新
イラストは全くの初心者の私が、本格的なイラストを描くことができるアプリ「Procreate」を使ってみました。少しでもイラストに興味がある方は是非使ってみてください!私は完全にイラストにハマりましたw Procreateの使い方をまとめてみました。
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初心者でも使いやすいプロクリエイトですが、初めて私が使った時に「ジェスチャーでの操作方法」や「イラストの書き出し方」がわかりませんでした。
今回は初めてアプリを立ち上げた時にみておくべき設定方法や、イラストの細かな書き出し方法について説明してみます。
私は先月に第4世代iPad Proに買い替えましたが、その理由の一つにイラストを描きたいという点がありました。
以前使っていた初代iPad Proでもイラストを描くことはできたのですが、Apple Pencilが第1世代にしか対応していないことと、iPadの容量が最小の32GBということもあり、すぐに容量の限界に達してしまいました。
初代iPad Proでも問題なく作動し、本格的にイラストを描くことができるのが、今回ご紹介する「Procreate(プロクリエイト)」です。今まで全くイラストを描いたことがなかった私ですが、このプロクリエイトを1度使って以降、触らない日はないというくらいどハマりしていますw
なお、イラストに関しては全くの初心者なので、その辺りはご了承ください。。
プロクリエイトを使ってスナフキンを描いてみた
プロクリエイトはApp Storeで購入できます。
2020年3月末ごろに購入しました。
本来は2,400円のようですが、割引期間だったため、半額の1,200円で購入することができました。また、プロクリエイトは買い切りのアプリであるため、購入時以降は基本的には料金が発生することはありません。
アプリの容量は、317.6MBです。
アプリ本体の容量はそこまで大きくありませんが、イラストを描いていくとその分容量がいるので、これからプロクリエイトを始めようとしている方は、ある程度iPadの容量に余裕を持たせた方が良いと思います。
アプリを開くと今まで描いたイラストを把握することができます。イラストを始める際は、右上にある「+」アイコンをタップします。
すると、キャンバスの大きさを設定することができます。一番上のスクリーンサイズを選ぶと、iPad全体をキャンバスにすることができます。
プリセットで入っている大きさとは別の大きさのキャンバスにしたい際は、下のようなアイコンをタップすると、任意の大きさに変更したり、解像度の変更をすることができます。
また、あらかじめ背景の色を変更したり、背景を透明にすることもできます。なお、キャンバスの大きさは後からでも変更できます。
ちなみに、キャンバスの大きさにより、作れるレイヤーの数が変わってきます。
キャンバスサイズが大きいほど、作れるレイヤーの数は少なくなります。
また、イラストの容量も大きくなるため、特段大きな画像で見ることがなければ、スクリーンサイズにしておくことをおすすめします。
下ようなキャンバスにイラストを描いていきます。
基本的には、筆、色を選び、ブラシの大きさを調節して描いていく流れです。設定には多くの機能があり、自分好みの設定にしてからプロクリエイトを使うことをおすすめします。
ブラシの大きさ等を決めるサイドバーは、デフォルトでキャンバスの左側にありますが、右側に移動させることもできます。私は右利きなので、右手でペンをもち、左手でブラシの大きさ等を調節したいので、デフォルト設定です。作業を全て右手で行いたいという方は、サイドバーを右側に置くことをおすすめします。
写真を取り込むには、「設定」をタップし、その中のタブにある「追加」をタップします。次に、「写真を挿入」をタップすると、アルバムの中から好きな写真をキャンバスに挿入することができます。また、「ファイルを挿入」を選択すると、iCloud内のファイルや画像を挿入することができます。
なお、「写真を挿入」で選択できるのは、iPad内の写真のみのようで、共有フォルダから写真を挿入することができないので、一度iPad本体に写真を保存する必要があります。
しかし、ここで裏技! 「写真を挿入」からでなくても、iPadのスプリットビュー機能を使うと、共有フォルダ等の場所に保管した写真を簡単にプロクリエイトに読み込むことができます。やり方は簡単で、スプリットビューで使いたい写真を表示させ、ドラッグアンドドロップでプロクリエイトに写真を持っていくだけです。これでどんな写真もプロクリエイトに取り込むことができます。
プロクリエイト上でイラストを保存するために、何か特別な動作は必要ありません。イラストを描いている途中で他のイラストを描きたくなったら、キャンバス左上の「ギャラリー」をタップするだけで、描いていたイラストは保存されて他のイラストを選択できます。
画像として保存する場合は、大きく2通りの方法があります。
1つ目はキャンバスからイラストを保存する方法です。
「設定」ボタンをタップし、「共有」をタップします。出来上がったイメージを保存する場合は「イメージを共有」を、レイヤーも含めて保存する場合は「レイヤーを共有」の中からファイル形式を選択します。特段後から修正することがないのであれば、「JPEG」を選択してください。最後に保存場所を選択すれば、保存が完了します。
2点目はギャラリーからイラストを保存する方法です。
「設定」ボタンをタップし、「共有」をタップします。出来上がったイメージを保存する場合は「イメージを共有」を、レイヤーも含めて保存する場合は「レイヤーを共有」の中からファイル形式を選択します。特段後から修正することがないのであれば、「JPEG」を選択してください。最後に保存場所を選択すれば、保存が完了します。
2点目はギャラリーからイラストを保存する方法です。
ギャラリー画面の右上の「選択」をタップし、保存したいイラストを選択します。次に、「共有」をタップすると、ファイル形式を選択できるので、ファイル形式を選択し、保存場所を選択すれば保存は完了です。
この方法では、一度に複数のイラストを保存できるので便利ですが、レイヤーを保存することができないので、必要に応じて使い分けるのが良いと思います。
プロクリエイトは、キャンバスを起動すればそのままイラストを描くことができます。
特定の色のレイヤーを作りたい等といった場合は、レイヤーボタンからレイヤーを追加していくことができます。レイヤーを非表示にすると、そのレイヤーにはイラストを描くことができません。ペンでなども描いているのに一行にキャンバスに描くことができない!といったミスを防ぐために、プロクリエイトでは非表示にしたレイヤーに何かイラストを描こうとすると注意喚起のポップが表示されるので便利です。
私は以前、初代iPad Proを使用していました。その後、第4世代iPad Proが発売されたと同時に購入しました。
当初は小さい方が持ち運びしやすいと思い、11インチのiPad Proを購入しようと思っていました。
しかし、イラストを描くなら断然大きなキャンバスの方が描きやすいと思い、12.9インチのiPad Proにしました。
初代iPad Proと比較して小さくなり、持ち運びもそこまで苦になりません。持ち運びも容易なiPad ProとApple Pencilの組み合わせは、デジタルイラストを描く上では最高の組み合わせではないでしょうか。
2020新型iPad Pro(第4世代)を第1世代から買い換えたのでレビューします
当初はブログの挿絵を少し描ければいいかな程度に思っていましたが、今ではイラストを描くことが楽しくて毎日何か描いています。集中して描くと、あっという間に2、3時間経っていますw
今後は、私の描いたイラストやレイヤーの使い方等もご紹介できればと思っています。
プロクリエイトを使ってスナフキンを描いてみた
Procreateで簡単にPoscaの色味を再現する方法
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2020年5月にiPad版Photoshopのブライに、筆圧感度を調整できるように機能が追加されました。使い方をイラストを使いながら詳しく解説します。
iPadとApple Pencilの組みわせであれば、4,000以上の段階に細かく分かれた筆圧を感知し、イラスト等に反映することができます。2020年5月のiPad版フォトショップのアップデートにより、この機能をiPad版Photoshopのブラシでも活用できるようになりました!
その細かな調整方法について、今回はご紹介します。
また、今回のアップデートの目玉となるであろう「トーンカーブレイヤー」の使い方については、別途記事にしましたので、トーンカーブレイヤーの使い方が気になる方はこちらの記事を参考にしていただければと思います。
iPad版Photoshopにトーン調整機能が追加されたので実際に使ってみた
Apple
iPad Pro (12.9インチ, Wi-Fi, 512GB) – スペースグレイ (第4世代)
(未評価)
iPad版Photoshopでブラシの調整をするには、上の画像のように「ブラシ」をタップした後に、出てくるメニューから設定することができます。
数字はブラシの太さを調整する際に使用します。数字が大きいほど太いブラシとなり、太い線を描くことができます。
上の画像のように数字の下にある黒いレイヤーのようなアイコンをタップすると、ブラシの不透明度を調整吸うることができます。スライダーを上にするほど不透明度が低下し、ブラシの透明度が高まります。
さらに、上の写真のように丸いドットのようなアイコンをタップすると、ブラシのふちのぼかし具合を調整することができます。スライダーを上にするほどぼかしがなくなり、硬いブラシにすることができ、スライダーを下に動かすとボカシが大きくなり、重ね塗りするとグラデーションが生まれるようになります。
一番下のドットラインのアイコンをタップすると、上の画像のようにさらに細かなブラシの調整をすることができます。描画モードを切り替えれば、レイヤーではなくブラシに様々な効果を与えることができます。
筆圧の強弱によるブラシのサイズを変更できるようにするには、上の画像のように、ブラシを選択した後に表示されるメニューの一番下にあるドットラインのアイコンをタップし、表示されるメニューの中から「筆圧でサイズを設定」をオンにすると、筆圧感度調整機能が有効になります。
また、ブラシのサイズではなく、筆圧でブラシの不透明で尾を調整するようにするには、「筆圧で不透明度を設定」をオンにすると、その機能が有効になります。
また、筆圧感度を変更するには、上の画像のように、ホーム画面右上にある「歯車(⚙)」アイコンをタップし、ポップアップされるメニュー内の「入力」から、「筆圧感度」のスライを左右に動かすことで調節することができます。
実際に「筆圧でサイズを設定」をオンにし、ブラシを使ってみたのが上の画像です。一番上のラインが機能をオフにした状態、続いて機能を一番弱く設定した状態、中間に設定した状態、最大に強く設定した状態のラインの違いを表しています。機能の効果を強めるごとに、ラインの太さに変化が生じやすくなり、ラインの太さの変化がより細かく表現することができるようになります。
今度は「筆圧で不透明度を設定」をオンにし、ブラシでラインを描いてみたのが上の画像です。
ブラシサイズの変更と同様に、上のラインから順に、設定をオフにした状態、続いて機能を一番弱く設定した状態、中間に設定した状態、最大に強く設定した状態のラインの違いを表しています。
ブラシの不透明度が筆圧で変化させることができれば、レイヤー効果の強弱がマスクを使ってブラシで細かく設定できそうです。
今まではブラシメニューから毎回ブラシの太さや不透明度をスライダーを使って調整していましたが、これからはApple Pencil1つで行うことができるようになります。
当然慣れは必要になるかと思いますが、左手でブラシの設定を調整するためにスライダーをいじる必要がなくなるので、空いた左手でさらなる機能の調整をできるようにもなります。
まだまだ続くiPad版Photoshopの進化を、これからもご報告していきたいと思います!