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キャンプで使用する時間がないものといえば、キャンプチェアもその1つかと思います。キャンプチェアは折りたためるものがほとんどですが、折りたたんでもまだまだ大きなものがあったりと、選ぶ際に多くのことを注意しなければなりません。
今回は、キャンプチェアの選び方についてまとめてみたいと思います。
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キャンプで使用する時間がないものといえば、やはりキャンプチェア。Love_like_picsがキャンプサイトにきてまず始めるのがチェアを置くことです。パートナーさんが快適にいつでも休めるようにという意味もありますが、加えて荷物のちょっとした置き場にもなり、大変便利です。また、キャンプチェアは折りたためるものがほとんどですが、折りたたんでもまだまだ大きなものがあったりと、選ぶ際に多くのことを注意しなければなりません。
今回は、キャンプチェアの選び方についてまとめてみたいと思います。
気を付けたいことは、
1.利用人数
2.チェアの高さ
3.持ち運びやすさ・収納性
4.設置のしやすさ
5.材質・座り心地
の5点になります。
最も重要なことは、キャンプを何名で行うかです。もちろん全員分のチェアが必要になります。人数が多ければ、その分予算や持ち運び時のスペースを確保する必要があります。これと決めた後に、でも4つ用意するとなると予算が。。。とならないためにも、最初に確認しておく必要があると思います。
キャンプチェアはローチェア・ハイチェア・座椅子の3種類に分かれます。ローチェアはだいたい座面の高さが40cm以下のもの、ハイチェアは40cm以上のものを指しています。この40cmという高さがポイントで、キャンプテーブルも高さが40cmのロースタイルのものと、70cmほどの高さのハイテーブルに分かれます。ロースタイルは足を延ばしてゆっくりできますが、座りながら料理をしたり、作業をするのはハイスタイルに比べてやりづらいことがあります。一方ハイスタイルは家の食卓のような使い方ができるので、いろいろな作業をしたり、食事をする際は快適に過ごすことができます。座椅子の場合はテーブルも低いものを用意する必要がありますが、天井高が高く感じることができるため、テント内でも広々とした感覚が得られます。基本的にはテーブルの高さに合わせてチェアの高さを(またはチェアの高さに合わせてテーブルの高さを)合わせる必要があるため、どのようなスタイルでキャンプを行いたいか決めておく必要があります。
3点目としてはキャンプチェアの大きさに関してです。ほとんどのキャンプチェアは折りたたんでの収納が可能です。ですので、キャンプギアサイトでは広げた時の大きさと畳んだ時の大きさの両方が記載されている場合が多いです。小さくたためるキャンプチェアは軽いものが多いですが、中には天然の木材を使用することで重量がかなりあるキャンプチェアもあります。
一般的にローチェアは大きさが小さいことからコンパクトに収納が可能であり、ハイチェアは骨組みが長くなるため収納性に劣るという傾向があります。
キャンプギアサイトでチェアを調べる際は、「広げた時の大きさ・たたんだ時の大きさ・チェアの重量」を確認するようにしましょう。
4点目としてはキャンプチェアの組み立てが容易に行えるかです。チェアの中には座る生地の部分(座面)と骨組みが取り外せるものがあります。「取り外し可能」であれば、座面を骨組みに付けたまま収納することも可能かもしれませんが、取り外さないと収納できないのは、設置や撤収の際に手間となってしまうことがあります。中には骨組みまで分解することで、収納性を高めているチェアもあります。
晴れた日に時間をかけてチェアを組み立てることが常に可能とは限りません。設置時は晴れていても、撤収時に雨が降っていると、雨に濡れながらチェアを分解して収納袋に詰めて、となるとたいへんです。収納性を第一にと考えている方は問題ないかもしれませんが、この設置・撤収のしやすさも確認が必要です。ちなみに、キャンプチェアの組み立て方法は、わかりやすく動画を作成しているキャンプギアメーカーもありますので、そちらを参考にされるのもよいかと思いますが、実際にご自身で販売店で組み立てさせてもらうのが一番良いかと思います。
5点目は実際に座ってみることです。生地だけでは座面の柔らかさや座り心地を判断するのはとても難しいです。やはり実際にご自身で座り心地を確かめるのが一番です。意外と座り心地の良さで、ほかの要素を妥協できるかもしれませんww
また、背もたれの高さも重要です。背の低いテントを使用する場合、背もたれが高いチェアはテント内では使用できないことがあります。しかし、背もたれが高いと体を後ろに預けることができ、大変快適な時間を過ごすことができます。テントをお持ちの方で、テント内でもキャンプチェアを使用したいと考えていらっしゃる方は、快適性と使う場所は考える必要があります。
あとは材質ですが、座面にコットン生地を使ったチェアは温かみのあるデザインのものが多く、インスタでもオシャレキャンパー御用達のような印象ですが、座り心地は好みがわかれるかと思います。Love_like_picsもスノーピークのTake! チェアロングを使用しています。座面は沈み込むため、体全体が包み込まれますが、若干生地が固く感じる時があります。ナイロン製のものはつやつやしたものが多く、少し安っぽく見えるかもしれませんが、破れても安価に取り換え可能であったりと、便利な点もあります。骨組みに木材を使用しているチェアもありますが、外で使用すると足の部分はどうしても汚れが目立ってきます。それを味と考えるかが判断基準になるかと思います。また、車等に積み込むときに毎回足の部分を拭く必要もあります。
以上5点に気を付ければ、ご自身のスタイルに合ったキャンプチェアが見つかると思います。細かい点でいえば、キャンプギアは汚れたり壊れたりすることもあるため、メーカーの保証内容の充実性や、子供でも組み立てるくらい容易に組み立てられるか等も見ておけると後悔しない買い物ができると思います。
値段はピンキリですが、自分にぴったりのものが見つかればあまり買い替えるアイテムでもないため、ここは思い切って自身の欲しいものをチョイスするべきかと思います。安いものを何度も購入するよりは、結果として安上がりかと思います。
最後に、ローチェア・ハイチェアのオススメギアをご紹介します。やはり多くのキャンパーが使用しているものはチェアの完成度が高いものが多いです。かぶるのが嫌だ!という方は、マグホルダーや肘掛け等のアクセサリー類や座面をオリジナルのものに変えたりして、キャンプライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、テレワーク等テーブルで仕事や作業をする時に快適な高さのテーブルとチェアの組み合わせを発見しました。
実際に私が購入して検証してみたので、こちらの記事も参考にしてみてください。↓
初心者デイキャンパーがウッドフレームチェアを買った3つの理由
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