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graphic:スノーピーク公式サイトより引用
ソロキャンプ用テントをお探しの方で、「軽い、広い、建てやすい」テントをお探しの方は必見です!
スノーピークの「ミニッツドーム Pro.air 1」はそんな条件を満たしてくれるパーフェクトなソロ用テントです。
「Pro」を冠したスノーピークのテントの中でも最高峰「Pro. line」のテントで、徹底した機能美と基本性能で、格安テントとはまったくの別物です。
私がパートナーさんと使用しているテントは、ノルディスクのアルフェイム12.6ですが、結構大きくて重いので、ソロでデイキャンプをする際はタープにするか、最悪テント等は全く建てない時もあります。ソロだと手も少ないですし、荷物を運ぶのも苦労するので、荷物はなるべく小さいに越したことはありません。
初めは大きいのが正義!と思って、居住性抜群の大きなテントを欲していましたが、今ではさっと建てられて、いつでもさっと撤収できるテントの方が良さそうだなと思ってきています。
ただ春先の朝晩はまだ冷え込みが厳しい時も多いので、テントの中でストーブやヒーターであったまりたいのがホントのところ。暖かくなった昼間は外でのんびり、日陰が欲しい時は前室でゆったりと過ごしたい。そんな「ソロ」テントは流石にないかなと思っていました。
今回は、スノーピーク公式通販サイトで堂々の1位を獲得した、ソロキャンパーに大人気の「ミニッツドーム Pro.air 1」を調べてみました。
graphic:スノーピーク公式サイトより引用
外観ですが、スノーピークでは使用人数の目安をわかりやすく商品名に入れているのが特徴です。「ミニッツドーム Pro.air 1」は「1」と表記されているように、基本的には1~2名での使用を想定された少人数用のテントです。
ちなみに、2019年に販売されたミニッツドーム Pro.air 1よりも大きめのPro. lineテント「ランドブリーズPro」も、相当な実力者です!他のテントとの違いをまとめてみましたので、気になる方はこちらの記事もどうぞ!
新発売されるスノーピーク ランドブリーズ プロとスタンダードの徹底比較!
ミニッツドーム Pro.air 1の大きさは以下のとおりです。
組み立て時は幅235cm、奥行き230cm、高さ116cmになります。室内は幅220cm、奥行き130cm、高さ100cmなので、1人で使う分には十分な大きさです。また、注目すべきは前室の広さです。奥行きもしっかりと確保されていそうですし、高さも100cmを超える部分もありそうです。これだけ屋根のある空間が確保されていれば、雨の日でも室内への出入りもしやすいですし、荷物を置くスペースとしても十分に使うことができます。テント左右にメッシュ付きの窓があるのに加え、テント上部にベンチレーションが設けられているので風通しも良さそうです。
構造としてはフライシートにインナーテントを吊り下げて使用する形です。
インナーテントを使わずに、フライシートのみ設置すれば、ソロ用のシェルターとして自転車やバイクの保管にも便利な空間が作れると思います。
入り口は前室のある前方一箇所です。
重さは2.95kgで、収納すると20×20×59(h)cmまでコンパクトになります。ちなみに、同じくスノーピークのテントで今でも人気の高いアメニティドームMの場合、重さは8kgで、収納サイズは74×22×25(h)cmになります。また、ソロキャンプ用のヘキサイーズ 1はテントとタープのセットのため、重さは5.2kg、収納サイズの専用のキャリーバッグに入れると62×19×23(h)cmになるので、今までに発売されているスノーピークのテントの中でも、軽く、小さく収納することができます。このあたりはソロキャンプでの使用を考えられたメリットの1つかと思います。
ミニッツドーム Pro.air 1の仕様は以下のとおりです。
● セット内容:テント本体、クロスフレーム(×2)、前室フレーム(×1)、ジュラルミンV型ペグ(×15)、自在付ロープ(2.5m×2、2m×4)、リペアパイプ、収納ケース、フレームケース、ペグケース
● 材質:フライシート/20Dシリコンポリエステルミニリップストップ・PUコーティング耐水圧1,500mmミニマム、インナーウォール/ 20Dポリエステルミニリップストップ、ボトム/30Dナイロンリップストップ・PUコーティング耐水圧1,500mmミニマム、フレーム/ジュラルミンA7001(φ9.5mm)
自在付きのロープやジュラルミンのV型ペグやかくシートやペグの収納バッグもついてきます。
ただ1点!ハンマーがついてこないので、こちらは別に購入する必要があります。また、ジュラルミンペグはちょっと。。。という方は、スノーピークから鍛造ペグが販売されています。ペグはセットでも販売されていますが、安くなっているわけではないので、必要本数を購入することをおすすめします。
よくテントの防水性を比較する上で、「耐水圧」の話しが出てきます。ミニッツドーム Pro.air 1の対水圧はフライシートとインナーテントそれぞれの対水圧は最低でも1,500mmとなっています。対水圧とは?という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ポリコットン生地のテントだって雨でも使える! ノルディスク アルフェイムで実証
ミニッツドーム Pro.air 1はクロスフレーム2本と前室フレーム1本を使用して建てます。このあたりは一般的な小さめのテントと同様かと思います。前室のフレームがあることで、ちょっとした風でテントが追いやれることもなく、安定して建てておくことができると思います。インナーテントも上から吊すだけと簡単設計です。
使用するペグの本数は、フライシートのかどに1つずつで7本、自在付きロープを留めるのに6本、前室の前方を留めておくのに2本と、合計で15本必要です。ジュラルミンのペグが15本付属してきますが、他のペグを使用する際は、本数に注意してください。
ちなみに、アメニティドームMの必要なペグの数は18本、ヘキサイーズ 1の必要なペグの数は12本です。本数から考えるとソロ用のテントとしては多めかもしれません。ペグの使用本数が多い分、テントの固定が強固とも言えますが、このあたりは建てやすさと強度のバランスがとられているのかとも思います。ヘキサイーズ 1の場合、テントに加えてタープも建てることを想定していますが、ミニッツドーム Pro.air 1はテントを建てるだけで済むので、そういう意味では建てやすいとも言えます。
ミニッツドーム Pro.air 1は大変魅力的なソロ用テントです。
最後に、ミニッツドーム Pro.air 1fの値段は69,800円(税別)と決して安くはありません。ですが、これを買ってしまえばもう他のテントへの興味は長い間いかなくなるでしょうw 買っても後悔はしないはずです。
ソロ用テントの購入を検討している方は、ぜひ候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
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【2020】有名キャンプ用品メーカーのソロテントだけまとめてご紹介(コールマン編)
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graphic:スノーピーク公式サイトより引用
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