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iOSアプリの「Procreate(プロクリエイト)」を使って、ムーミンに出てくるスナフキンを描いてみました。プロクリエイトの「ぼかし」機能を使ってみたので、参考にしてみてください。
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先日iPad Proにダウンロードした「Procreate(プロクリエイト)」を使って、スナフキンを描いてみました。
イラストのレベルはまだまだですが、プロクリエイトの昨日の1つである「ぼかし」機能を使って背景をぼかしたイラストを描いてみたので、ぼかしの使い方の参考にしていただければと思います。
まずは、ラインを描いていきます。
LLPsはイラストのセンスがないので、下絵を用意し、その上からラインをなぞって描いていきました。
出来上がったのが上のイラストです。
今回は背景をボカすことで、スナフキンを少し強調してみたかったので、まずはスナフキンと橋のラインのみのレイヤーを用意します。
次に、雲、山、丘をそれぞれ別のレイヤーに描いていきます。こうすることで、雲、山、丘それぞれのレイヤーでぼかしの強さを調節することができます。
ボケは、被写体から遠くなるごとに大きくなっていきます。なので、丘、山、雲の順でボケの量を大きくしていくことで、より自然なボケを表現できます。
最終的にこんな感じにしました。
次に色を塗っていきます。
ラインのレイヤーにそのまま色を塗っていくと、ラインの上にも色がのってしまうので、ラインを避けながら色塗りするのは結構手間と時間がかかってしまいます。
そんな問題を避けるために、色を塗る際は別のレイヤーで行うことをおすすめします。
上の写真のように、レイヤーを開いたら右上にある「+」ボタンをタップすると、レイヤーを増やすことができます。
増やしたレイヤーを選択し、色を塗っていきます。
ポイントとしては、色を分けてレイヤーを増やしていくと、後から調節しやすいのでおすすめです。
色塗りが終わったら、陰影を描いていきます。
ここでも後から調節しやすいように再度レイヤーを追加します。今回は光の当たっている明るい部分と、影になる暗い部分のレイヤーそれぞれ分けて作ります。なので、色塗りしたレイヤーそれぞれに2つずつレイヤーを追加します。
まずは暗い部分のレイヤーを作ります。
レイヤーを追加したら、レイヤーの名前の部分をタップします。すると、上の写真のようなメニューが出てきます。この中から「マスクをクリップ」をタップしてチェックを入れます。こうすることで、下のレイヤーで色を塗った部分のみに色を塗るレイヤーを作ることができます。このクリップを設定しておくことで、色をはみ出さずに塗ることができるようになります。
次に、レイヤー名の横にある「N」をタップします。ここではレイヤーの不透明度やレイヤー効果を設定することができます。
不透明度を100%とし、レイヤー効果を「乗算」にします。こうすることで、色を塗ると自然と暗い色にしてくれます。
これで暗い部分を塗るレイヤーは完成です。
今度は明るい部分のレイヤーを作ります。
追加したレイヤーをタップし選択したら、「N」をタップします。不透明度を100%にし、レイヤー効果で「スクリーン」を選択します。
これで明るい部分を塗るレイヤーも完成です。
2つのレイヤーの構成は下の写真のようになります。
各色のレイヤーごとに、明るい部分のレイヤー、暗い部分のレイヤー、色を塗ったレイヤーを用意しておくと、後から細かく色味や明るさを調整できるようになります。
角レイヤーが出来上がったら、あとは、各レイヤーに応じて、明るい部分、暗い部分をそれぞれ使い分けながら色を塗っていきます。
最終的に色を塗ったのが下の写真です。
ここまできたら、あとは背景も同様の方法で色を塗っていきます。
背景にも色を塗ったのが下の写真です。
色が全て塗り終わったら、背景をぼかしていきます。
背景をボカす際は、ラインと色を塗ったレイヤーそれぞれをボカしていきます。
ボカしたい背景レイヤーを選択したら、キャンバス左上にある「調整」ボタンをタップします。
次に、表示されたメニューの中から「ぼかし(ガウス)」をタップします。ここでレイヤーをボカすことができます。
また、このメニューの中には明るさを調節したり、色味を変えることができるメニューがあるので、細かなレイヤーの色の調節を行うことができます。
「ぼかし(ガウス)」を選択すると、上のような画面になります。キャンバスのどこでもいいので、指で左右にスワイプすると、レイヤーをボカすことができます。右に指を動かすことでボカシの効果が大きくなり、左に指を動かすことでボカシの効果を小さくさせることができます。
どのくらいボカしているかは画面上に小さく表示された「ぼかし(ガウス)○%」と表示されています。あまりボカしすぎるとラインも消えてしまうので、LLPsは今回5%前後のボカシを入れてみました。
雲の部分が最もボケるように5%ほどに、山は雲よりはボケが小さくなるので4.5%ほどに、丘は砂付近から近い部分なので2%ほどにしてみました。
今回は背景を残したかったのでボケの量を少なめにしていますが、ふんわりしたイメージのイラストを描く際は、もう少しボケの量を多めにしても良いと思います。
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