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大きさが2種類あるシェルフコンテナで、あえて大きいサイズのシェルフコンテナ 50」を購入して1年ほど経つので、その気になる点や使用感をレビューします。私も購入前にサイズを比較して迷ったため、シェルフコンテナの購入を検討している方、シェルフコンテナ25または50どちらを購入すべきか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
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私は、スノーピークの「シェルフコンテナ50」を1年ほど「使用していました」。
過去形から分かるように、正直なところ現在は使用していません。
その理由も併せて、8の特徴に分けてレビューしたいと思います。
このレビューはあくまで「私にとっては」です。シェルフコンテナ自体は作りもしっかりしていてデザインも機能美に富んだ素晴らしいキャンプギアです。
ただ、見た目だけで選ぶと後悔する可能性もあります。特に大きなサイズのシェルフコンテナ50に至っては、収納場所や使い方をしっかりと想定した上で購入することをおすすめします。
今回ご紹介するキャンプギアはこちら↓
graphic:スノーピーク公式サイトより引用
シェルフ(棚)コンテナ(運搬用具)という名前からも分かるように、シェルフコンテナは棚にも運搬用具にもなります。
素材にスチールやステンレスを使用しているので、キャンプに合う無骨なデザインです。
graphic:スノーピーク公式サイトより引用
また、シェルフとして使用するときは、コンテナの真ん中を境に左右にガバッと開くので、物が取り出しやすくなります。
シェルフにする時も簡単で、ロックを外し、左右に開くだけです。
スノーピークらしい機能美あふれるデザインです。
やっぱりこのデザインに惹かれる方も多いと思います。
シェルフコンテナは、容量25Lの「シェルフコンテナ 25」と、容量50Lの「シェルフコンテナ 50」の2サイズ展開されています。
シェルフコンテナ50の大きさ↑
シェルフコンテナ50の大きさ↑
シェルフコンテナ25の大きさ↑
私が購入したのは大きい「50」の方です。
サイズの違いは下のとおりです。
シェエルフコンテナ25 | シェルフコンテナ50 | |
---|---|---|
サイズ | 520×325×210(h)mm | 625×405×270(h)mm |
重量 | 3.6kg | 5.5kg |
値段 | 10,560円 (税込) | 13,420円 (税込) |
共通事項 | 最大積載量:20kg/1個 材質:スチール(ガルバニウム鋼板)、ステンレス、竹集成材 |
こんな感じでガス缶等を入れてシェルフとして使用すると、コンテナ内に入れておいても取り出しやすくなります。
シェルフコンテナ50の大きさの目安ですが、
250のガス缶は縦には4個、
横には3個並べて入れることができる大きさです。
なので、敷き詰めると最低でも12個は並べられると思います。もちろん積み上げればもっと入ります。
ちなみに、シェフルコンテナ50の内寸(底面)は、
約515×375×258(h)mmでした。私が実際に測ってみたので、若干の誤差があるかもしれません。
私は、シェルフコンテナ50の中に、エントリーIGTの全ての天板、カトラリー類全て(2人分)、ヒーター類(ヤエンストーブ レギ、ヤエンストーブ ナギ)、風防、キッチン用品全て、ラックソットマルチスターターセットのクッションとベース以外の全てのパーツを入れていました。
2人分のキャンプ用品であれば、全然問題なく入りますし、若干の余裕もありました。
graphic:スノーピーク公式サイトより引用
私はシェルフコンテナを1つしか持っていないのでできませんが、公式では3つまで積み重ねることができるようです。最大積載量を考えると3つが限界かもしれません。
シェルフの状態でも、
コンテナの状態でも安定して重ねることができるのが特徴です。
ここからは気になる点をあげます。
正式にはシェルフコンテナ専用の天板はありません。
しかし先人たちの試行錯誤により(?)、同じくスノーピークから販売されている「Myテーブルステンレストップ」を天板がわりに使用している方が多かったようです。
ちなみにMyテーブルステンレストップはシェルフコンテナ25とシンデレラフィットしていたようですが、現在はスノーピーク公式サイトでは姿を消してしまったようです。
また、シェルフコンテナ50に合う天板はなかなかありませんでした。
サードパーティー製でおしゃれな天板がちらほら発売されていますが、数も少なく貴重品ですので、必要な方は早めに購入されたほうが良いかと思います。
ただし!私的には天板の必要性をあまり感じませんでした。
天板を置いたとしても、その高さはシェルフココンテナ25で21cm、シェルフコンテナ50でも27cmほどしかありません。テーブルとして使うにはちょっと低いかと思います。
また、荷物置きのために、わざわざシェルフコンテナを車から出し入れすのはちょっと気が引けたというのが、私の正直な感想です。
上の表にもあるように、シェルフコンテナ25でも3.6kg、シェルフコンテナ50では5.5kgにもなります。
収納ボックスとしては重いです。
車からの出し入れの時に、車を傷つけないかいつも心配になります。
シェルフボックス自体がスチールを使用した頑丈な物なので、車にぶつければ間違いなく車に傷がつきます。
荷室スペースが高めの車を使っている方は、出し入れの時に注意するか、そもそも車から出さずにコンテナとして使うと良いと思います。私はほとんど車からは出しませんでした。
私は、収納ボックスは「大は小を兼ねる」と思って大きなシェルフコンテナ50を選びました。
これは完全に私のミスですが、車の荷室の大きさを事前にしっかりと把握しておけば良かったと思いました。
シェルフコンテナ50は、短辺でも40cmほどあり、長辺では60cmを越えます。
シェルフコンテナ50単体を置く分には問題ありませんが、このほかテント、キャリーワゴンに加え、私の場合はラックソットマルチスターターセット車に収納したりするので、どうしてもシェルフコンテナのガッチリした外観が邪魔になることがありました。
ソフト収納ボックスであれば、ある程度変形してくれるので収納も隙間なく詰めますが、シェルフコンテナではそうもいきません。
もちろん変形しないことで積み重ねることもできますが、高さが生じたり、天板が別途必要になることも考えると、車に置いておく機会も減っていってしまいました。
シェルフコンテナの四隅には、重ねた時に安定するようにサポーターがついています。
私は普段コンテナとしてシェルフコンテナを使用していたので、数ヶ月して久しぶりに車から下ろしてみたら、サポーターのおいてあった跡がついてしまいました。
長期間同じ場所にシェルフコンテナを置いておく際は、定期的に場所をちょっと移動させたりすると、床面を傷つけなくて良いかと思いました。
シェルフコンテナはシェルフとして使用するときは、コンテナの真ん中が折れることで左右に広がる構造になっています。
この構造から、コンテナの真ん中は端まで溝が入っています。
私は濡れたものをそのままコンテナ内に入れたことはないですが、壁の部分にも切れ込みが入っていますので、防水性能は高くないと思っておいたほうがいよいかと思います。
シェルフボックスも良いのですが、スノーピークからはいろいろな収納ボックスが販売されています。
用途別に分類してみたので、こちらも参考にしてみてください。
気になる点も書きましたが、
シェルフコンテナは、総じてシェルフとしてもコンテナとしても使い勝手が良いです。
シェルフコンテナ50はその大きさから収納場所さえ確保できれば、キャンプの雰囲気にも合うのでおすすめです。
今回紹介したキャンプギアはこちら↓
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