デイキャンプ中心のキャンパーが、実際に使ったキャンプギアのレビューや最新情報をまとめたサイト
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
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ゴードンミラーといえば、洗車道具等のカー用品で有名でした。最近ではビビッドな色使いとシンプルながらしっかりとした作りのゴードンミラーのバケツがキャンプにも合うとして、オシャレキャンパーさんの間で話題となりました。
最近ではタクティカルパックシリーズとして、カー用品をミリタリーテイスト満載なものに変身させたものが人気です。特にアウトドアやキャンプでも違和感なく使用できるようなものが販売されてきました。
そんなタクティカルパックシリーズに、車内から抜け出して屋外で使用できるキャンプ用品が発売されます。内容は、テーブル、チェアー(ベンチ)、コットで、計5種類のキャンプ用品が発売されます。
それぞれのキャンプ用品の特徴をご紹介します。
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
今回発売となるのは、テーブルが2種類、ベンチ、チェアー、コットです。どれも2020年2月中旬に発売されます。現在はゴードンミラーの公式サイトで予約することができます。Amazon等では予約を行なっていないようですので、確実に手に入れたい方は公式サイト公式サイトで予約することをオススメします。
Gordon miller folding side table(ゴードンミラー フォールディング サイドテーブル)
Gordon miller folding table(ゴードンミラー フォールディング テーブル)
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
アウトドアテーブルは、Gordon miller folding side table(ゴードンミラー フォールディング サイドテーブル)とGordon miller folding table(ゴードンミラー フォールディング テーブル)の2種類です。どちらのテーブルも天然木を使用しているので、どんなキャンプサイトにも合わせやすいものになっています。どちらのテーブルもアウトドア用品では珍しいニレ材という天然木を使用しています。ニレはやや硬くて割れにくいという特徴から、家具や内装材として使用されています。アウトドアでガシガシ使っても割れにくいので、キャンプにはうってつけかと思います。
どちらのテーブルもパタパタとコンパクトにテーブル板は畳むことができ、脚と併せてコンパクトに収納できます。収納袋も付いてきます。
2つのテーブルの違いは、大きさと高さ調節の有無です。小さな方のゴードンミラー フォールディング サイドテーブルは、長さ57cm、幅46cmで、高さが41cmの固定式です。一方で大きな方のゴードンミラー フォールディング テーブルは、長さ90cm、幅53cmで、高さは45cmから65cmの間で調整することができます。
重量は、ゴードンミラー フォールディング サイドテーブルが2.0kg、ゴードンミラー フォールディング テーブルが‘5.1kgです。
ゴードンミラー フォールディング サイドテーブルの方はさっと車から取り出してチェアの横に置いて、コーヒー等を楽しむのにちょうど良いかと思います。一方で食事等をする際は、大きなゴードンミラー フォールディング テーブルを使用すると快適かと思います。
お値段は、ゴードンミラー フォールディング サイドテーブルが8,800円(税込)、ゴードンミラー フォールディング テーブルが21,450円(税込)です。
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
ちなみに、LLPsが普段使用しているスノーピークのエントリーIGTは、長さ86.5cm、幅44cm、高さ40cmで、重量は6.5kgあります。エントリーIGTはフレームがしっかりとした厚みがあるため、その分重くなっています。また、テーブルの天板を取り外すことはできますが、折りたたんでコンパクトに収納することができません。収納性はゴードンミラー フォールディング サイドテーブルやゴードンミラー フォールディング テーブルの方が良いと思います。しかし、エントリーIGTの特徴は、使い勝手を向上させる豊富のオプションパーツです。気になる方はこちらからチェックを!↓↓
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
チェアはGordon miller x-pac folding chair(ゴードンミラー エックスパック アルミフォールディングチェア)です。キャンプチェアといえば、カーミットチェアやヘリノックスチェアが有名です。ゴードンミラー エックスパック アルミフォールディングチェアは、フレームにしっかりと厚みのあるアルミニウム合金を使用しているため、ガレージアイテムブランドらしい無骨なイメージがあります。
商品名にもなっているエックスパックとは、米・Dimension–Polyant社製の特殊マテリアル「X–PAC / エックスパック」素材を贅沢に使用したチェア。 一般的なチェアと違い、強度・軽さ・防水性を兼ね備えた、主にヨットのセイルクロスとして使われる X–PACなら生地の伸びがほぼ無く、長く愛用することが可能とのことです。(ゴードンミラー公式サイトゴードンミラー公式サイトより引用)
ゴードンミラー エックスパック アルミフォールディングチェアの大きさは、幅64cm、奥行61cm、高さ74cmで、重量は3.2kgあります。座面の材質は、ナイロン57%、ポリエステル43%の混成です。
お値段は20,350円(税込)です。
座面を高めに設定してあったり、背もたれ裏側にはポケットを備えていたりと、アウトドアでも機能性を高める工夫がなされています。また、ゴードンミラー フォールディング テーブルと同様に、アームレストにはニレ材が使われているので、今回発売されるタクティカルパックシリーズのキャンプ用品との統一感もあります。アームレストには浅めですがカップホルダーもあります。
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
ベンチは、gordon miller x-pac folding bench(ゴードンミラー エックスパック フォールディング ベンチ)です。
ゴードンミラー エックスパック アルミフォールディングチェアと同様、エックスパックを使用した耐久性に富む素材が使われているので、アウトドアでもがしがし使えます。
ゴードンミラー エックスパック フォールディング ベンチの大きさは、長さ119cm、幅61cm、高さ74cmで、重量は7.9kgあります。複数名でキャンプする際は、ベンチが一つあると何個もチェアを設置する手間を省けるので便利です。折りたたんで収納できるので、意外と収納スペースに困らないのもポイントです。
座面の材質は、ナイロン57%、ポリエステル43%の混成で、アームレストにニレ材が使われているのもゴードンミラー エックスパック アルミフォールディングチェアと同様です。
お値段は、29,700円(税込)です。
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
コットは、gordon miller x-pac folding cot(ゴードンミラー エックスパック フォールディング コット)です。
ゴードンミラー エックスパック アルミフォールディングチェアと同様、エックスパックを使用した耐久性に富む素材が使われているので、アウトドアでもがしがし使えます。
ゴードンミラー エックスパック フォールディング ベンチの大きさは、長さ190cm、幅64cm、高さ42cmで、重量は6.2kgあります。寝心地抜群のコットは、コットの上に寝れば寒さや虫対策にもなるので、機能性も抜群です。収納する際は、コンパクトに骨組みを折り畳むことができます。
座面の材質は、ナイロン57%、ポリエステル43%の混成で、アームレストにニレ材が使われているのもゴードンミラー エックスパック アルミフォールディングチェアと同様です。
お値段は、31,900円(税込)です。
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
2020年1月下旬の予約時点で、すでにゴードンミラー フォールディングテーブルの在庫は無くなっているようです。キャンプサイトをミリタリーアイテムで統一させている方は、特にゴードンミラーのタクティアルパック シリーズは要チェックです!
graphic: ゴードンミラー公式サイトより引用
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ラックやソファがあるとのんびりとくつろぐことできます。多くのメーカーから様々なラックやソファが販売されていますが、両方持っていくとかなり大きな収納スペースが必要になります。それに加え、テーブルやチェアを持っていくと、それだけで車の収納スペースの大半が取られてしまいます。スノーピークのラックソットマルチスターターセットは、1セットあるだけで、収納時はラックにもなり、状況に応じてチェア、ソファ、テーブル、ラックにもなります。
今回は、このスノーピークのラックソットマルチスターターセットをご紹介します。
このマルチスターターセットは、それぞれのギアがセットになっているわけではありません。いくつかのパーツがセットになっており、それぞれのパーツの組み合わせ方で、チェアにもソファにもテーブルにもラックにもなります。なので、状況に合わせた使い方ができるのが大きな特徴です。
まずはマルチスターターセットのセット内容を確認してみます。
ラックソットマルチスターターセットは、3つのパーツで構成されています。ラックソットベースユニット3つ、背もたれ2つとクッション4つから構成されています。それぞれのパーツは単品で購入することもできます。
love-like-picsはキャンプでこのソファを組み立ててパートナーさんに座ってもらっています。パートナーさんはこのソファに座ると決まって、「お尻がくっついちゃった」と言いますw それくらい快適で立ちたくないということだと思います。
ソファの組み立てにはマルチスターターセット全てのパーツを使います。
まずはベースユニットの準備です。固定された脚を伸ばします。そのあとでそれぞれのベースユニットを固定します。注意点として、ベースユニットにも向きがあります。後に背もたれを設置しますが、背もたれの角度を2段階に調節できる仕様になっているため、その背もたれ角度(115度または105度)がベースユニットに記載されています。この角度表記の向きが合うようにベースユニットを設置する必要があります。
黒いパーツをlockと書かれた場所まで横にスライドさせます。これを3つのベースユニットの4箇所で行います。
続いて背もたれを作ります。背もたれは105度又は115度の角度にすることができます。二つの背もたれパーツと、4本の短いポールを使用して背もたれを作ります。
背もたれパーツの両端にポールを差し込み、ゴムで固定します。この背もたれを2セット作ります。
その後、ベースユニットの105又は115と記載された穴にポールを差し込みます。
最後にクッションをベースユニットと背もたれにセットします。クッションの裏面には面ファスナーが付いているので、しっかりと固定することができます。4つのクッションを固定したら、ソファの完成です。
ベースユニットにクッションを固定した高さは、約400mmになるように設定されています。そのため、以前紹介したスノーピークのエントリーIGTを始め、高さ400mmに設定されたIGTユニットとの使い心地が最適になるように計算されています。また、IGTユニットであるアイアングリルテーブルと連結させることもできます。
ソファやコットとして使用する際は、スターターセットに含まれるパーツを全て使うことになりますが、チェアやラックとして使用する際は、必要な分だけ使えば良いため、自身のサイトに合わせたカスタムができます。また、パーツの組み合わせも難しいことはなく、背もたれパーツやクッションの使い方を変えるだけで、すぐにトランスフォームできます。もちろん工具類は必要ありません。
写真:スノーピーク公式サイトより
しかし、テーブルとして使用する際は、そのままでも使えますが、別売りのウッドテーブルW竹を使用すると大きさもピッタリなので、さらに使用しやすいと思います。
ソファ、コット、テーブル、チェアを収納すると考えれば、このコンパクトさは特筆ものだと思います。しかし、特に車への積載を考えると、長物の方が積み込みやすい方もいれば、ベースユニットやクッションがほぼ同じ大きさの方が、重ねて収納しやすい等、収納事情はそれぞれかと思います。love-like-picsが使用している車はそこまで大きくはありません。長物の積載は難しいため、重ねて収納できるスノーピークのラックソットはかなり便利です。
現在スノーピークでは、このスターターセットに加え、ラックソットマルチスターターセット アームレストプラスという商品も販売されています。これは、今回ご紹介したスターターセットに、ソファとして使用する際、両サイドに取り付けることができるアームレストもセットになった商品です。もちろん、アームレスト単品でも販売していますので、まずはスターターセットを購入し、必要だと思ったらアームレストを単品で購入するのが良いかと思います。
さらに、これらパーツ類を運ぶ際に便利なのが、同じくスノーピークから販売されているギアトートMというトートバッグです。このバッグはベースユニット3つとクッション1つ、またはクッション3つと背もたれ2つがちょうど収まる大きさなので、2つ用意することでスマートな持ち運びや収納を可能にします。しかし、ベースユニットは車の中でもラックとして使用できるため、love-like-picsには不要でした。また、バッグとはいえ、ベースユニット3つはそれなりの大きさになってしまうため、love-like-pics は持ち運びの際はワゴンを使っています。
使用環境に応じてトランスフォームできるこのラックソセットは、とりあえず車に積んでおけば間違いないギアだと思います。ソファとして使えば、love-like-picsのパートナーさんのようにきっと立ち上がるのが大変になりますww ソファをお考えの方はぜひ候補の1つとして入れてみてはいかがでしょうか。