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私もハマっているお座敷スタイルのキャンプに欠かせない「グランドチェア」4つを比較しています。今回は、スノーピーク、コールマン、キャプテンスタッグから販売されているグランドチェア4つを比較しています。
私はデイキャンプを始めてから2年目になります。
ソロやパートナーさんとのデュオデイキャンプを楽しんでいます。
1、2名で使いやすいキャンプギアを中心に購入・レビューしていますので、参考にしていただければ嬉しいです。
目次項目をクリックすると、その段落へジャンプします。
スノーピーク グランドパネルチェア
コールマン コンパクトグランドチェア
キャプテンスタッグ フィールド座椅子
キャプテンスタッグ FDチェア
この記事では、「お座敷スタイルのキャンプに合うグランドチェア(座椅子)はどれ?」といった方向けに、アウトドアメーカー「スノーピーク」、「コールマン」、「キャプテンスタッグ」から発売されているグランドチェアを比較しています。
それぞれタイプの異なるグランドチェアを比較しています。
最後に各チェアの販売先リンクもつけていますので、参考にしていただければと思います。
今回比較したのは、スノーピークの「グランドパネルチェア」、コールマンの「コンパクトグランドチェア」、キャプテンスタッグの「グラシア フィールド座椅子」、「FDチェア・マッド」の4チェアです。
各チェアのスペックは以下のとおりです。
商品名 | グランドパネルチェア | コンパクトグランドチェア | フィールド座椅子 | FDチェア |
型番 | LV-115 | —- | UC-1803 | UB-3053 |
使用時 サイズ | 40.0×47.0×49.0(h)cm | 39×52.5×43.5(h)cm | 40.0×68.0×39.0cm | 38.0X40.0×40.0cm |
収納時 サイズ | 20.0×48.0×11.0(h)cm | 10×14×61(h)cm | 12.0×11.0×40.0cm | 38.0X40.0X3.5cm |
重量 | 1.9kg | 1.3kg | 530g | 400g以下(Amazon梱包サイズより) |
耐荷重 | —- | 80kg | 80kg | —- |
付属品 | 本体のみ | 本体、収納ケース | 本体、収納ケース | 本体のみ |
材質 | ポリエステル600D、ポリプロピレン、ポリエチレン、PVC、グラスファイバー | シート/ポリエステル、フレーム/アルミニウム | 構造部材/アルミニウム合金(表面加工=アルマイト)、張り材/ポリエステル、クッション材(背部)/ウレタンフォーム | 表面/ナイロン210D(PU加工)、内面/発泡ポリエチレン |
価格 | 12,100円 | 2,927円 | 3,451円 | 1,900円 |
使用時の座面の大きさはどのチェアも40×40cmほどで共通です。
コールマンのグランドチェアやキャプテンスタッグのフィールド座椅子は一見すると奥行きがあるように見えますが、チェアの構造上、フレームが背もたれの後ろについているので、チェア全体の奥行きが大きくなってますが、座面のサイズはどの4チェアも大きな違いはありません。
graphic:Amazonより引用
最も背もたれの高さがあるのは、スノーピークのグランドパネルチェアです。
組み立て時の高さが、背もたれの高さになっているため、背もたれは49cmあります。
グランドパネルチェアの背もたれは、座面と背もたれを面ファスナーでつけ、前面にある2つのバンドと背もたれの後ろについた1つのバンドで固定します。
面ファスナーと前後のバンドによりしっかりと固定されるため、安定感があります。また、背もたれ後ろにフレームがないため、使用時にフレームが邪魔にならないのもメリットです。
graphic:Amazonより引用
グランドパネルチェアの次に背もたれが高いのがコールマンのコンパクトグランドチェアです。
背もたれの高さは43.5cmあります。
背もたれはしっかりとした2本のアルミフレームがクロスすることで固定されます。前面にバンドがないため、窮屈感を感じることはないかと思います。
graphic:Amazonより引用
次にほぼ同じ背もたれの高さでキャプテンスタッグのFDチェア、フィールド座椅子と続きます。
FDチェアは前面のバンドのみで背もたれを固定します。
スノーピークのグランドパネルチェアと異なり、背もたれの背面に固定具がないので、背もたれを自立させるためには少し垂直よりも背もたれを倒すようにバンドを固定する必要があります。
graphic:Amazonより引用
一方、フィールド座椅子は背面のアルミ合金フレームで背もたれを固定し、前面には固定具がない構造になっています。
FDチェアと同様に、垂直よりも少し背もたれを倒して使用する構造になっているため、他のグランドチェアと比較して組み立て時の高さは低くなっています。
重量は軽い順から、FDチェア、フィールド座椅子、コンパクトグランドチェア、グランドパネルチェアとなっています。固定具の構造の違いが、重量に反映されています。
FDチェアは2本の前面バンドのみで固定することになるため、重量も軽いですが固定力に不安があります。
一方、グランドパネルチェアは前面、背面両方から固定をし、厚めのクッションを用いていることから重量が他のグランドチェアと比較して重くなっています。
耐荷重は掲載されていないものもありますが、80kgと謳っているのはコンパクトグランドチェアとフィールド座椅子でした。
価格は、2020年12月現在、アマゾンでの価格で比較したところ、安い順から、FDチェア、コンパクトグランドチェア、フィールド座椅子、グランドパネルチェアでした。
スノーピーク「グランドパネルチェア」は、座面と背もたれ両方にクッションがあり、背もたれの高さも4チェアの中で最も高いことから、一番リラックスできるグランドチェアかと思います。背もたれの固定も前面と背面から行えるので、背もたれが自立し、しっかりと固定することができます。
実際に私も購入してみました。ファーストインプレッションのレビュー記事はこちらです。
スノーピークギア専門のレビューブログです。
グランドパネルチェアはそのリラックス感やしっかりとした固定具を用いていることもあり、4チェアの中では最も高額になっているのが最大の弱点かと思います。
機能性に納得しているので値段はあまり気にせず座り心地の良いグランドチェア(座椅子)が欲しいという方におすすめです。
コールマンの「コンパクトグランドチェア」は、背面にしっかりとした2本のフレームにより、しっかりと背もたれを支えられているので、前面にバンドがないことが特徴です。座った際の窮屈感を感じずに済みます。
収納した際に他の4チェアと比較して最も長さがあります。重さも1kg以上あるので、あぐらを書いたりゆったりと座りたい方で、そこまで背もたれがしっかりしたグランドチェア(座椅子)が欲しいという方におすすめです。
キャプテンスタッグのフィールド座椅子は、収納時のコンパクトさが魅力です。
背もたれも背面のフレームでしっかり支えられるので安心です。
安めだけど背もたれのしっかりしたグランドチェア(座椅子)が欲しいという方におすすめです。
キャプテンスタッグのFDチェアは構造が簡単なので、軽量・リーズナブルなことが特徴です。
クッションも薄めですが、初めてのお座敷スタイルのキャンプで、とりあえず安いグランドチェア(座椅子)が欲しいという方におすすめです。
また、カラーリングがいくつかあるので、好みのものを選べるのもポイントです。
【購入レビュー】美しいだけでなく立ち上がりやすいスノーピーク ローチェア30
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寒い時に重宝するコールマンのクイックヒーター。実際どのくらいの範囲で暖かいのかレビューしました。
また、アラジンのカセットガスストーブとの暖かさの比較もレビューしたので、ヒーターの購入を考えていらっしゃる方の参考になれば嬉しいです。
私はデイキャンプを始めてから2年目になります。
ソロやパートナーさんとのデュオデイキャンプを楽しんでいます。
1、2名で使いやすいキャンプギアを中心に購入・レビューしていますので、参考にしていただければ嬉しいです。
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この記事では、冬場にあると暖を取るのを補助してくれるコールマンのクイックヒーターを紹介しています。
コールマンのクイックヒーターは、
①小型、
②OD缶を燃料として使う、
③ボタン一つで簡単操作、火力調節もできる
ヒーターです。
結論から申し上げますが、コールマンのクイックヒーター1つではテント全体を暖めることはできません。
あくまで他のストーブと組み合わせて補助的に使う形になります。
しかし、近くに設置すればかなり暖かいです。
例えるなら小型の電気ストーブ並みに暖かくなります。
足元の暖をとるなら簡単操作でどこでも設置できるので、便利になるシーンも大きかと思います。
私も冬場のデイキャンプでよく使っています。
私は2020年からスノーピークのグローストーブを導入し始めました。
グローストーブは水平方向にも暖かいので、テント内でなくてもタープ下に置いていても暖かくてかなりおすすめです。
一方で、足元まではグローストーブでも暖まりにくいので、そんな時にコールマンのクイックヒーターを足元に設置しておくと、冬場のキャンプでも快適にタープ下で過ごすことができます。
コールマンのクイックヒーターは、
①他にメインのストーブを持っている方で、テント内の足元をもう少しあったかくして過ごしたいと思っている方や、
②デイキャンプや釣り等の外で過ごすことが多い時にどこでも設置できる小型のヒーターが欲しいと思っている方におすすめのヒーターです。
石油ストーブのトヨトミレインボーストーブの記事はこちらです。
秋冬のソロや少人数キャンプの暖房に最適なトヨトミレインボーストーブレビュー
また、最近導入した最強の石油ストーブ、スノーピークのグローストーブについては、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
対流式の弱点を克服?!スノーピークのグローストーブとレインボーストーブ徹底比較
スノーピーク「グローストーブ」の暖かさはデイキャンプでも最強だった
秋冬のキャンプや釣りの際、肌寒い時にあると重宝する持ち運びに便利なガスヒーター
特徴
点火装置内蔵、熱量調整・消火は調節ノブを回すだけの簡単操作。焚き火や大型ヒーターほど全体的には温かさが回りませんが、手元・足元をピンポイントで温めてくれます。仕様
- ガス消費量(出力):約55.2g/h(660kcal/h)
- 燃焼時間:約8.5時間(レギュラーガス470g缶使用時)
- 本体サイズ:約φ16×17.5(h)cm
- 重量:約400g
- 機能:点火装置
※LPガスは別売りです。
(コールマン公式サイトから引用させていただきました)
コールマン専用の470gのレギュラーガスを使用することで8.5時間使用できるので、ガス缶一つでデイキャンプ1回分は十分にもつと思います。
テント内で使用する場合は換気を十分に行う必要がありますが、一晩暖かさを保つこともできます。(つけっぱなしでの睡眠は一酸化炭素中毒の恐れがあり危険なため、オススメできません)
重量も400gほどで、ガス缶1つ分程度と大変軽いです。焚火をやるとなると、焚火台に加え、薪も必要になるため、キャンプサイトに持っていくのに多少苦労します。
このコールマンのクイックヒーターであれば、収納性や持ち運びにはほとんど苦労しないと思います。
クイックヒーターは、
①ガス缶をセットし、
②火力調整ノブを回してガスを出し、
③着火スイッチを押す、
そのあとで必要に応じして火力調整ノブをまわして火力を調節するだけと、大変シンプル!
大きな円形の反射板は大変熱くなるため、手で触れたり近くに燃えやすいものを置くのは厳禁です。
また、クイックヒーターが400gあり、ガス缶とほぼ同じ重量です。
初めはガス缶にガスが詰まっているため安定していますが、使用するにつれて徐々にガス缶も軽くなってきます。
使っていて自然と倒れたことはないですが、多少重量バランスに不安があります。
私はガス缶の安定性を高めるために、以下のスタビライザーをクイックヒーターと同時に購入しました。
このガス缶ホルダーは、いろいろな大きさのガス缶に対応させるため、爪がいくつかついています。
基本的にはほとんどのガス缶に使用できると思います。
テント内で使用する際、テントのフロアがずれることでガス缶が不安定になり、転倒する可能性があります。
このスタビライザーがあれば万が一の時にもガス缶が倒れることを防いでくれるのでおすすめです。
屋外は特に地面が平らとは限りません。
スタビライザーでしっかりとガス缶を安定させて使うと安心です。
コールマン クイックヒーターの暖かさは、電気ストーブに近い印象でした。
暖かくなる範囲は狭めですが、熱が届く範囲はかなりあったかくなります。
クイックヒーターから30cm以内は熱すぎますので、50cmほど離れるとちょうどよく暖まれます。
1mほど離れてもまだ暖かさは感じますが、2mも離れるとほとんど暖かさを感じませんでした。
また、反射板の大きさである直径16cmの範囲は暖かいですが、その円の外はあまり温かくはありません。
さらに広範囲を暖めるためには、小型のサーキュレーターや扇風機を併用する等の工夫をすることでだいぶ改善されると思います。
アラジンのガスストーブについては以前アップした別記事をご覧いただければと思います。
秋冬のソロや少人数キャンプの暖房に最適なトヨトミレインボーストーブレビュー
大人気センゴクアラジン ガスストーブにシックなブラックが新発売
Sengoku AladdinとBEAMSコラボのポータブルガスストーブが茶色とオレンジで登場
アラジンのガスストーブは初めて買ったヒーターということもあり、これ1つで冬キャンプも余裕だろうと思っていました。
しかし、さすがにカセットガスを使用するヒーター1つでは、冬場のデイキャンプは寒かったです。
また、コールマンのクイックヒーターは、熱を横方向に飛ばすのに対し、アラジンのガスストーブは上方向に熱を放出します。
クイックヒーターは即効性がありますが、暖かくなる範囲が狭く、止めるとすぐに冷えてしまいます。
それに対しガスストーブは、空間全体を温めるイメージのため暖かくなるのに時間がかかります。
しかし、テント内が熱くなるというほどではないですが、暖かさが持続するのが特徴です。
ですので、アラジンのガスストーブは使用していても側面はほとんど暖かくなりませんが、ストーブの上に手をやると、暖かい空気が出てきているのがわかります。
どちらの方が温かいかといえば、一時の暖かさであれば、断然コールマンのクイックヒーターです。
最近では、アラジンのポータブルガスストーブや、トヨトミレインボーストーブの弱点であった、横方向への暖かさも期待できる最強のストーブ「グローストーブ」を導入しました。
こちらの記事にまとめていますので、メインのストーブとしてもおすすめです。
スノーピーク「グローストーブ」の暖かさはデイキャンプでも最強だった
5つの違いを購入比較!アラジンのポータブルガスストーブとシルバークイーン
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