
キャンプといえば焚き火!という方も多いかと思いますが、薪割り等の準備や焚き火中も火を絶やさないよう薪をくべる必要があるので、中々キャンプ初心者が手を出しにくいのもです。そんな準備や手間を省きながらも、焚き火が楽しめるのが「ログトーチ」を使った焚き火です。ログトーチの選び方と使用するにあたって気をつけるべきポイントをまとめました。

目次
ログトーチの取扱いは焚き火初心者でも簡単⁉︎
やっぱりそれなりの準備が必要
ログトーチの選び方
1.トーチの側面にも穴が空いているか
2.取っ手ロープは持ち運びに便利
ログトーチを使う上で絶対に確認しておくこと
1.直火可能な場所か
2.料理に使うならトーチから目を離さないこと
おすすめログトーチ
1.エイアンドエフ ログトーチ
2.スウェーデントーチ4本1セット着火剤付
3.スウェーデントーチ「Karamatu」
手軽で焚き火初心者にもおすすめのログトーチ
この記事では、
- ログトーチを選ぶ上で気をつけるべきことは?
- 使い方は簡単なの?
といった疑問をメインにお答えしています。
薪割りや薪をくべる作業のいらない「ログトーチ」は、焚き火初心者にもおすすめの焚火アイテムですが、いくつか気をつけるべきポイントがあります。
知らないでログトーチを使用すると、キャンプ場にも迷惑がかかってしまいますし、焚き火を行なった後に必要なキャンプギアがなかったりすると、後片付けが大変になってしまいます。
準備から後片付けまで、必要な道具もまとめてみます。
ログトーチの取扱いは焚き火初心者でも簡単⁉︎

私はデイキャンプ歴3年目のまだまだ初心者キャンパーですが、やっと焚火台を最近購入した焚き火初心者です。

焚き火はただ観ているだけでも癒されますが、実際に行ってみると意外と薪をくべたり火力を調節したりと、薪をいじっている時間が結構多いなという印象でした。
特に、木炭を使う場合は、火がしっかりと灯るまでにはかなりの時間を要しました。
薪はすでに割られたものを使用すれば薪割りの必要はありませんが、持ち運ぶのに薪を縛ったり薪のキャリーバッグが必要だったりと、焚き火を始めるまでにも準備が必要です。
そんな面倒くさがりな私でも、準備の時間を全くかけずに焚き火を楽しめるのが「ログトーチ」です。
太めの木材に切れ込みが入ったログトーチは、トーチ1本を持っていけば良いことに加え、持ち運びしやすいように取っ手ロープがついているものもあります。
また、切れ込み中央に着火をすれば、あとは燃え尽きるまで何もしなくて良いので、薪をくべる必要もありません。
ログトーチであれば、焚き火初心者の私でも準備も手間もかからず、簡単に焚き火を楽しめそうです。
やっぱりそれなりの準備が必要
そんな手軽に焚き火が楽しめるログトーチですが、やはり気をつけるべきポイントや必要な道具があります。
着火や焚き火自体は簡単ですが、当然後片付けは他の焚き火台を使用した時と同様に必要です。
ログトーチを楽しむために必要な道具は、
- ライター・マッチ
- 炭壺
- トング
- 灰お掃除道具
あると便利な道具は、
- 着火剤
- 火吹き棒
- ログキャリー(バッグ)
といったものが挙げられます。

着火道具は最低限必要になるのでライターやマッチが必要です。
また、ログトーチで焚き火を楽しんだあとは、後片付けが必要になります。
キャンプ場では燃え切った灰を捨てることができる場所もありますが、そうであったとしても、ゴミ置き場まで灰を持っていく必要があります。

画像:Amazonより引用
燃え切った後の灰は、熱々でビニール袋では燃えてしまいます。灰の鎮火にも便利な炭壺(火消し壺)は用意しておく必要があります。

画像:Amazonより引用
また、灰は触れると黒くなってなかなか落ちません。専用のトングや灰のお掃除道具類はあらかじめ用意しておく必要があります。

画像:Amazonより引用
その他あると便利な道具としては、着火剤や火吹き棒があります。
通常の焚き火であれば、細い薪に火をつけて徐々に大きな薪へと火を大きくしていきます。
ログトーチを特大サイズの薪と考えると、最初は中々火がつきにくいものです。
ログトーチ中央には切れ込みが入っているので、着火剤を切れ込みに入れ、火をつけるとトーチが燃えやすくなるので、時間の短縮にもなり便利です。
さらに、ログトーチの中には、上から垂直に空いた穴に加え、横から水平にも穴が開けられているものもあります。
この横穴により、空気を効率よくトーチ中央に送り込むことができるので、燃えやすくなっています。

画像:Amazonより引用
自然にも空気が送り込まれやすいですが、さらに火吹き棒で空気を送ってあげると、さらに効率よくトーチを燃やすことができます。

画像:Amazonより引用
ログトーチの中には持ち運びしやすいように、トーチに取っ手となるロープがついているものもあります。そのようなロープがついていない場合は、小さな木材が手に刺さるのを防ぐために、専用のログキャリーで持ち運ぶことをおすすめします。
表面が加工されたログトーチならまだ安心ですが、中には木から切り出して切れ込みを入れて乾燥させただけのものありますので、気になる方はログキャリーがあると安心かと思います。
ログトーチの選び方
1.トーチの側面にも穴が空いているか

ログトーチの中には、上から垂直に空いた穴に加え、横から水平にも穴が開けられているものもあります。
この横穴により、空気を効率よくトーチ中央に送り込むことができるので、燃えやすくなっています。
火吹き棒で空気を送り込みやすいので、横穴が空いている方がログトーチを効率的に燃やすことができます。
2.取っ手ロープは持ち運びに便利

画像:Amazonより引用
ログトーチは円柱の形をしていることから、そのままでは結構持ち運びづらいです。
ログキャリーを使う手もありますが、最も簡単なのが、「取っ手付き」のログトーチを購入することです。
市販されているログトーチでは取っ手ロープがついたものが多いですが、中には取っ手のついていないログトーチもありますので、購入の際には確認した方が良さそうです。
ログトーチを使う上で絶対に確認しておくこと
1.直火可能な場所か

焚き火をキャンプでしている人はたくさんいるから、その辺の公園でも人がいなければやってもいいかなと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ログトーチを地面に置いて使用すると、地面へのダメージはかなりのものになります。
芝は燃えてしまいますし、最悪火が広まって火事になってしまいます。
ログトーチを使用するまに、必ず「その場所が直火可能か(地面に直接薪を置いて燃やしても良いか)」を確認する必要があります。
2.料理に使うならトーチから目を離さないこと

ログトーチの上部はフライパンや鍋等を置いておけるくらい平らになっているので、そのまま調理にも使うことができます。
よくインスタ等でも見かけるスタイルですが、ログトーチは時間が経つと平らな状態を維持することが難しくなってきます。
完全に燃え切ることはないようですが、炭となった木は結構脆いので、重たい調理器具を置きっぱなしで長時間トーチから離れないようにしなければなりません。
おすすめログトーチ
1.エイアンドエフ ログトーチ
直径18cm~26cmほど、高さは約30cmほどのログトーチです。
材質にはスギまたはヒノキが使用されています。
持ち運びに便利な取っ手ロープと、効率的にトーチを燃やすのに便利な横穴付きです。
さらに、トーチ側面も綺麗に加工されているので、見た目も綺麗です。
このサイズで、燃焼時間はやく2.5時間~3.5時間ほどです。
2.スウェーデントーチ4本1セット着火剤付
中央の切れ込みが大きく入っているので、どこからでも空気を効率的に取り込むことができ、燃焼効率を上げてくれています。
また、便利な着火剤も付属しているので、焚き火初心者の方でも簡単に着火させることができると思います。
3.スウェーデントーチ「Karamatu」
直径約17cm~20cmほどで、高さは約30cmほどの小型のログトーチです。
切れ込みが多い分、燃焼効率を高めています。
横穴もあるので、燃焼効率はさらに高まります。
残念ながら取っ手ロープはついていないので、別途ログキャリーを購入することをおすすめします。
手軽で焚き火初心者にもおすすめのログトーチ

薪割り等の準備や焚き火中も火を絶やさないよう薪をくべる必要がないログトーチは、焚き火初心者にもおすすめの焚き火グッズです。
しかし、ログトーチだけでは焚き火を楽しむことはできません。
今回挙げた最低限必要なキャンプギアを用意し、確認しておくべきことに注意して焚き火を楽しんでみてください。
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