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これからの時期に向けて、蚊等の虫除け対策をする上で、虫よけスプレー以外の方法で対策をしてみてはいかがでしょうか。電池を使ったものや繰り返し充電することで使用できる虫よけをまとめてみました。
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これからのアウトドアで必要なのが虫よけです。すぐ思いつくのが虫よけスプレーですが、匂いやベタつきが気なる方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、食べ物の近くでは使えないので別の方法で対策する必要があります。
そんな時に便利なのが電池で動く虫よけです。薬剤を噴霧するものや超音波で虫を寄せ付けない効果があるので、体に直接薬剤をつける必要がないので、虫よけ独特のベタつきからも解放されます。
今回は、電池式の虫よけの種類とおすすめ品をご紹介します。
電池式虫よけの種類として、身体に「身に付けるタイプ」と、虫よけを近くに置いておく「据置きタイプ」の2つがあります。
身に付けるタイプは時計やリストバンドのような物を腕につけたり、カラビナ等でバッグに付けられる物で、身体の近くで効果を発揮させることができます。身に付けるタイプのものは虫よけ装置が小さなものが多いので、効果が限定的ですが、トレッキング等アクティビティ時にも効果を発揮してくれるので、屋外での移動が多い場合は便利かと思います。
一方据置きタイプは、虫よけ装置が大きいことが多いので、その効力や効果範囲が広いものが多いです。薬剤も交換式のものが多いため、効果が薄れてきたと思ったら薬剤部分のみ交換すれば良いので経済的でもあります。据置という特徴から、キャンプ等ある程度行動範囲が限られた場所で使用すると便利かと思います。
電池式の虫よけは、大きく「薬剤式」と「超音波式」の2種類があります。
薬剤式は薬剤がファンによって散布されることで効果を発揮します。薬剤が交換できるものが多いので、効果が薄れてきたら薬剤を交換することで何度でも使用することができます。その分薬剤のコストがかかることが欠点です。
超音波式は、蚊や害虫が嫌がる超音波を発することで、虫を寄せ付けない効果を発揮します。装置自体が小さいので腕時計タイプのものも市販されています。また、大きめのものは、蚊だけでなく、ネズミ等の害虫にも効果を発揮してくれます。
電池式虫よけは、直接体に薬剤を噴霧しないので人体に害を及ぼすことがほとんどありません。一方でその効果はまちまちで、特に屋外での使用は風の影響等環境に影響されやすいといった欠点もあります。また、超音波式の虫除けも害虫が音に慣れてしまう恐れがあり、効果が限定的であったり、キーンという音がヒトの耳でも聞こえることがあるようです。人によってはそのような音を不快に感じることがあるかもしれません。
空間全体に、完全に虫よけ効果を発揮させることは難しいので、効果としては体に直接つけるタイプの虫よけが効果的なのはもちろんです。しかし、外に出るたびに虫よけスプレーを噴霧する手間や、その匂いやベタつき等が苦手な方は、今回ご紹介した電池式の虫よけを使ってみてはいかがでしょうか。